今回のレビューはあの Diatone です。 三菱電機のブランド名じゃありませんw
いつもオシャレでカッコいい機体を多数リリースしているレーシングドローンのメーカーが Diatone です。
私は今までに Diatone の3インチ用のフレームを使用したことがありましたが機体は今回が初めてですのでじっくりとレビューしていきたいと思います。
今回のレビュー機体は、Diatone 2019 GT R349 で3インチの4S機になります。発売されてからずいぶんと経つので海外のレビュー動画もたくさんあり、カッ飛び具合がちょくちょく話題になっています。
今回もBanggoodさんよりご提供いただきました。
機体スペック
Diatone 2019 GT R349
Wheel base: 135mm
Propeller: 3 inch
Color: lucency / black / white
Weight: 130g
Lipo battery: support 4S (not included)
Flight controller: Mamba F405 mini; MPU6000; AT7456 OSD; 16M flash; 5V 1A BEC.
ESC: Mamba F25 / 25A 4S ESC Dshot600
Motor: Mamba Racing MB1408 4000KV
Camera: RunCam Micro Swift
VTX: RunCam TX200U 48CH 25 / 200mW
キャノピーのカラーは半透明と黒色と白色の3つが付属しています。
FCは取付サイズ20mmX20mmのミニタイプ。F405ですので実行周波数がF411より速くなっています。ブラックボックスも16MBあります。BECが5V1Aなので電気を食う付属品は注意したいですね。
ESCは25Aまで、BLHeli_S となっています。(RPMフィルターを使用するには有料ファームウェアが必要)
FPVカメラは横幅19mmのマイクロサイズです。最近の4Kカメラと同じですね。
PNPバージョンですので、レシーバーは付属していません。別途必要です。
Unbox
では製品を見ていきましょう。
届いた箱です。R349のRはRabbitの事だったんですねw
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箱の裏側も。
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箱を開けてみます。
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一番上で目立つ黄色の注意書きカードの裏には、レシーバー接続図が印刷してありました。
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もう一つの印刷物はFCの接続図です。
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機体は箱の一番下に厚紙にインシュロックでアームを固定してあったようですが外れていました。
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付属品を出します。
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小袋の中の付属品も出してみます。
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下図の説明
上から予備のネジ(M2の3mmから9mmまで2本ずつ)
中段左から、プロペラ固定用のM5セルフロッキングナットが4個。バッテリー滑り止めクッションゴム(切り込みが入ってます)。予備のバッテリーストラップ(幅13mm長さ160mm)インシュロック
手前の段が左から、M2の7mmボルト10本。ブザーとTX30コネクター(なぜかバッテリー側)
レシーバー用のコネクターケーブル、FrSky R-XSR用のコネクターケーブル、汎用ブザー用のケーブルと汎用ESC用のケーブル。
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機体の重量はこの時点で126.7gです。
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付属の3インチのプロペラは2種類ありました。
左が3052とピッチが大きめ。右が3028とピッチが小さめです。右のプロペラはハブのアダプタ付きの物です。プロペラ中央のM5の穴に、小さな部品を入れると、1.5mmのモーターシャフトに合うようになっています。もちろん今回は不要です。
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プロペラやXM+レシーバー、ブザー等を入れて136.6gでした。60gまでのバッテリーが使用できますね。
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例えばGNBだと4Sで650mAhのHV仕様とか。
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では機体を詳しく見ていきましょう。
アームの厚さは4.18mmありました。アームとボトムプレートは一体ですので、ボトムプレートには軽量化の掘り込みがありました。
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機体を横から見るとこんな感じ。
4IN1のESCの上にFC。その上に白色のプレートがあり、そのプレートにVTXがネジ止めされています。VTXはRunCamのTX200Uです。機体から右に突き出ているケーブルがレシーバー用のケーブルです。
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FPVカメラは、RunCam Micro Swift です。
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真後ろから見るとこんな感じ。コンデンサーが見えますが、FCの5VとGに接続されています。バッテリーの+ではなくBECを通った後の5Vです。これって有効なんですかね?
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後部を上から見た図。キャノピーの一番後ろに丸いくぼみがあって中に2つの穴が開いてるのはブザー用?それともコンデンサー用?
FPVアンテナはキャノピーと平行にインシュロックされてます。
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機体の反対側。
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斜め前。
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機体を裏返してみると、ボトムプレートに掘られた軽量化用の窪みが分かります。
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プレート全体のエッジが落としてあります。45度の面取りではなく、アール状になっています。またM2のボルトの頭も円周に沿って面取りがしてあります。すごく綺麗に見えます。飾っておきたいですねw
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FCスタックを止めるネジだけ六角ボルトではなくプラスネジでした。長いのが無かったんかい?このネジ以外がすごく綺麗なので六角ボルトに交換したくなる・・・
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プレートの断面は切削加工した後がありません。研磨してあるようで綺麗です。
モーターは1408の4000KVですね。
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キャノピーを外してみます。RunCam Micro Swift はOSDコントロール端子はありますがコントロール基盤は付属していません。
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RunCam VT200U です。VTXコントロール用のケーブルも配線されています。プロトコルは IRC Tramp です。
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FCの上に貼り付けてあるのがESC用のコネクタの配置図です。一番右の2本がブザー用になっています。
コンデンサーはFCに接続されています。
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ESCです。
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ブザー用の配線が分かります。コネクターが付いていますので、付属のブザーのコネクターに接続するだけです。
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まとめ
一通り外観を見てきましたが、すごく綺麗なビルドです。ボトムプレートに結構手間がかかっているようですね。これは田んぼに落としたら絶対アカンやつです。飛ばさずに飾っておいてもよさそうですw
私は早く飛ばしてみたいですw
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