Skyzone ATOMRC CineFlex CF100 はシルバーメッキされたプロペラガードやウォータートランスファーによるカラフルなフレームが大変美しい機体です。
レビュー2回目の今回はFC設定編として、ファームウェアであるBetaflight の設定内容を確認していきます。
またフライト前の整備も行っていきましょう。今回はレシーバーとブザーの取付け。またGoPro Liteカメラや、Insta360 GO を搭載できるようにしました。
レビュー:その1はこちらです。
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HDエディション
スタンダードエディション
Betaflightの設定確認
デフォルトのBetaflightのバージョンは4.1.5でした。
ファームウェアのターゲット名は、ATOMRCF411
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ポート設定
レシーバーはUART2、VTXコントロールはUART1に IRC Trampが設定してあります。
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基本設定
プロペラは逆回転(プロップアウト)です。DSHOT300とジャイロ・PIDループの周波数が2KHzと負荷が低くなるように設定してあります。アーミング角度に25度が設定してあるので、いつも通りここは180度に設定します。
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機体名は入っていませんのでCineFlexと入れておきました。
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電源・バッテリー
ここはハイボルテージ仕様のリポを使用するために、「1セル当たりの最大電圧」を4.4に設定しました。
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PIDチューニングがされています。とりあえずこのまま飛ばしてみましょう。
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レート設定はお好みの数値に変更します。今回はいつもより低く設定してみました。「最大速度」を440 deg/sくらいになるようにして緩やかでスムーズな飛行を目指します。
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フィルターも変更してありますね。しかも増えるほうに。ノイズが多い機体なのかしら?
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受信機
チャンネルマップは使用している物と合っているのでそのまま。RSSIチャンネルはFrSky XM+レシーバーを使用するので、16chであるAUX12を指定します。
RCデッドバンド・Yawデッドバンドをともに4を入れました。
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モード
デフォルトで4つの設定が入っていました。ここはいつも使用する設定に変更します。
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OSD設定
ここもいつも使用している設定にします。
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VTX設定
デフォルトで IRC Tramp のVTXテーブルが入っていました。
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ここは日本用のVTXテーブルに変更します。ファイルからjsonファイルを読み込みます。
下図のように設定しました。が、送信出力レベルは、25、100、200、400が正しいです。
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ブラックボックスはありませんので無効にします。
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デフォルトのCLIダンプファイルはこちらからダウンロードできます。
VTXについて
使用しているVTX、ATOMRC MINI Exceed 300mW はデフォルトではVTXがロックされていますので日本用のチャンネルの多くが使用できません。
VTXのボタンを20秒ほど長押しするとアンロックできます。
このVTXの出力を計ってみると、300mw設定でも最大で180mwほどしか出ませんでした。全く風が当たらないとすぐに70mwくらいまで落ち込みます。
定番の Eachine VTX03 などに交換したほうがよさそうです。
ブザーとレシーバーの取付
レシーバーは今回、FrSky XM+ を使用しますので、付属していたコネクターケーブにはんだ付けします。
ブザーは5VとBZ-にはんだ付けします。また25v470μFのキャパシタを接続しました。
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ブザーとレシーバー、VTXアンテナ、レシーバーアンテナが収まるパーツを3Dプリンターで出力して固定しました。丸い部分にブザーが収まっています。
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レシーバーのバインドボタンにはこちらからアクセスできます。(写真中央)
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上から見たところ。前方に伸びている赤黒のケーブルは、GoPro Liteカメラへの電源供給用でバッテリー端子に接続されています。
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GoPro Liteカメラ と Insta360 GO を載せれるようにする
CinematicWhoopですので当然これらのカメラは搭載して撮影したいところですね。
他の機種でも使用しているスライドイン方式のカメラフォルダーのベースを作成しました。工具を使わずに簡単にカメラを取り外せますので交換も簡単です。
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カメラを除いた重量は、117g
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GNB 4S 520mAh HV 80C バッテリーを搭載すると171.7g
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さて、これで初飛行の準備が出来ました。
レビューその3 フライト編はこちら