スマートフォンからBetaflightを設定できる
FPV用のカメラメーカーの Runcam が Speedy Bee というブランドを出しているが、そこからリリースしてるのが、Betaflight Cofigurator のスマホ版とも言うべきアプリで、Android および iOS で使用できます。
今月リリースされたばかりの Betaflight 4.0 にもなんと5日後には早々と対応版をリリースしました。ほぼすべての設定がスマホの画面内でGUIで設定できるのは素晴らしいです。スマホとUSBケーブルさえあればフライトの前や合間に現場ですぐに設定を変更できます。ノートパソコンを持って行く必要が無いですね。(もっともブラックボックスの解析を現場でしたい時はノートパソコンが必要ですが・・)
日本語化されていません。Betaflight Cofigurator は有志の方が翻訳してくれていますが、Speedy Bee はオープンソースではないの翻訳貢献は出来ないようです。しかしPC版の Cofigurator を使用したことがあれば内容は同じですのでつまづくことは無いと思います。
Betaflight Cofigurator 10.5.1 と同じく、フェイルセーフのステージ2移行後の動作としてGPSレスキューが選択できるようになっています。(上左図)
Betaflight 4.0 から使用できるようになったOSDプロファイルにも対応しています。
各エレメントを移動しようとタップするとグリッドが表示されるので、指先での移動でも分かりやすいです。(上右図)
接続方法
FCとスマホはOTGケーブルで接続します。USBケーブルと外観は同じですが内部の配線が違います。国内では500円位から売っています。自分はスマホ用のFPVレシーバー Eachine ROTG02 に付属してきたものを使ってます。ケーブルだけでも販売してますね。 OTGケーブル (Banggood.com 記事作成時の価格は176円)
ケーブル以外では Bluetooth USB アダプター (Banggood.com 記事作成時の価格は2,269円 )があります。
OTGケーブルについて追記 (2019年9月8日)
当サイトから外部へのリンククリックが結構多いのが上記のOTGケーブルのリンク。みんな探しているんでしょうか?Amazonとかでも買えますね。検索してみてください。
初めて買うならUSB Type-A付きのケーブルが他の機器を接続できて便利だと思いますよ。
上記のケーブルはAndroid用で片側が、USB Type-A、反対側が、Micro USB Type-B。そしてType-C用のアダプタが付いています。Micro USB Type-B か Type-C 側をスマートホンに接続すれば、USB Type-A側に普段使っているUSBケーブルを接続するとFCに接続できます。またケーブルじゃなくフラッシュメモリやマウス・キーボードも接続できます。スマートホンでマウスやキーボードが使えるって事ですね。フラッシュメモリならデータ移動にも便利ですね。
ダウンロード
Android版、iOS版ともそれぞれ下記からインストールしてください。
関係リンク:
Runcam https://www.runcam.com/
Speedy Bee https://www.speedybee.com/
Betaflight https://github.com/betaflight/betaflight/wiki
Betaflight Cofigurator https://github.com/betaflight/betaflight-configurator/releases