レビュー:パーフェクトシネフープ! GEPRC CineLog25

レーシングドローン
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この記事の内容を一行でいうと、「GEPRC CineLog25は間違いなく買いです!

GoPro Liteカメラ(剥きプロ)を搭載してシネマティックな撮影をするための機体といえば、プッシャータイプの200g未満のCineWhoopが流行ったこの1年間ですが、現在も各メーカーがこぞってプッシャーCineWhoopの発売を開始しています。

そんななかでGEPRCから発売されたのがCineLog25です。

すでに何種類ものCineWhoopが発売されている現在ではGEPRC CineLog25はかなり後発になりましたが、そのぶん十分に研究開発されてきた機体の様です。

Betafpv機の不満だった点が解消され、さらに改良も加えられ、十分にチューニングされた機体を見ていきましょう!

GEPRC CineLog25はBanggood様よりサンプル品として提供していただきました。

2021年末まで使用できる8% OFFクーポンは、BGDavis です。

アナログバージョン

CineLog25はHDバージョンもありますが日本では使用できません。アナログバージョンを選択してください。

レビューパート2 フライト編はこちらです。

2021年9月25日更新:Betaflightデフォルト設定ファイルをダウンロードできるようにしました。

GEPRC CineLog25 のスペック

Geprc cinelog25のスペックをザっと見ていきます。

ホイールベース109mmの2.5インチ機

FCはツースピック用のWhoopタイプAIOボードです。このボードは以前レビューで紹介しています。

レビュー当時はGEP-F4-20A V2.1でしたがバージョンが上がり、V2.2になっています。

STM32F411
BEC: 5V1A
連続許容電流: 20A

モーター: GEPRC GR1204 3750KV

FPVカメラ: Caddx EOS2

VTX:25~600mw IRC Tramp

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機体外観

機体と付属品です。

右側の下から、GoPro Liteカメラ用のホルダーと固定ネジとナット。Betafpv製のカメラケースに対応しているようです。その上はFrSky R-XSRレシーバー用のコネクタケーブルでファームウェアを更新する時に使用できそうです。さらに上はM2 長さ7mmのボルトでプロペラ固定用です。

プロペラの予備は2ペアで、GEMFAN D63 5枚羽根です。


付属のLiteカメラホルダーにBetafpv製V2ケースを装着したところ。


裏側がちょっと合っていないような・・。まあ問題ないでしょうw


こちら底部の着陸用クッションパッドになります。厚さ4mmのが予備も含めて2枚。


機体の底部はこんな感じでカーボンプレートがダクトより突き出た位置でネジ止めされていますのでここにクッションパッドを貼ります。


クッションパッドを貼ったところ。カーボンプレートはダクトより3.5mm出ているので、パッドを貼ると7.5mm出ることになります。これなら離着陸の時にプロペラが擦るようなことは無さそうです。
これはBetafpv機からの改良点ですね。


機体上部はバッテリーを横置きにしますのでここにバッテリーマットを貼り付けます。


付属のバッテリーマットを貼り付けたところ。なお、バッテリーストラップは既に機体についているもの以外に、幅15mmで150mmと220mmの長さのものが付属しています。(合計3本)


機体の正面です。ダクトにはEVAクッションマットが周りに貼り付けてあるのはCineWhoopではもうおなじみの姿です。


機体の右側面です。
右上に出ている白いタグが付いているコネクタケーブルはGoPro Liteカメラ用の電源と録画コントロール用です。今回のレビュー品のレシーバーはFrSky R-XSRですがそのアンテナがそのまま出ています。
ピッグテール(電源ケーブル)はXT30コネクターで大きめのキャパシタが付いています。


機体の後部。
VTXアンテナとレシーバーアンテナ固定用の3Dプリンター製パーツがあります。


上部のカーボンプレートは厚さ2.5mm。


モーターはGEPRC製のGR1204 3750KVで4SまでOKです。あとメッキが綺麗です


FCのUSBコネクターは機体の右側にあります。USBケーブル側のコネクター回りがあまり太いとスタンドオフに干渉するかもしれません。


この機体のカメラ取付プレートは5個の振動減衰用のダンピングボールで支えられています。搭載するカメラの重量によってダンピングボールの個数を調整することが出来ます。赤〇緑〇の3個、赤〇青〇の4個、すべてを使う5個の3種類の変更が可能です。
これはBetafpvの95X V3フレームがダンピングボール3個でカメラが振られやすかった事の改良ですね。


この機体が他のCineWhoopと大きく違うのは、ダクトが機体の構造部品ではないという事です。Betafpv製の95X等は65機などのTinyWhoopのように、ダクトとフレームが一体でありそれを補強するようにカーボンプレートがありますが、CineLog25の場合は機体の主要な部品は全てカーボンプレートに固定されていますダクトはそれぞれが単独でモーターに敷かれているだけです。

またダクトは下側が外側にRを書くように滑らかに広がっています。空気取り入れ口のようで上下が反対ではないかと思いますが、これのおかげか5枚羽根のプロペラに関わらず比較的音が静かです。

左の写真を見ると分かると思います。ダクトはそれぞれバラバラです。


アナログバージョンではVTXのリーフアンテナはRHCPです。HDバージョンはCaddx Vista搭載なのでLHCPです。Vistaは周波数の関係で日本では使用できないので間違って選択しないようにしてください。


底部のカーボンプレートを外すと、VTXが取り付けられているのが分かります。その間にレシーバーもあります。つまり、VTXは底部のカーボンプレートに、FCはトッププレートにと上下に別れて取り付けられていることになります。


FCのLEDパッドはGoPro Liteカメラの録画のON/OFF用に使用されています。(黄色ケーブル)


機体の重量は重めの121.5g(Betafpv 95X V3はメーカー値:99.1g)


ALIENMODEL 4S HV 520mAh も含めると178.3g


いくつかのCineWhoopのサイズを比べるとこんな感じです。

GEPRC CineLog25のFC設定

FC設定を見ていきましょう。

Betaflightのバージョンは4.2.5
ターゲット名は GEPRCF411

ポート
F411なのでハードウェアポートは2個。ソフトシリアルが有効になっていますが使用していません。


基本設定
プロペラは逆回転。ジャイロの向きが45度(135度)回転してあるのはWhoopタイプのFCを20×20のFCのように真っすぐに置いているからです。そしてプッシャータイプなのでロール方向に180度回転してあります。アーム最大角180度に設定済み。
RPMフィルターは有効になってはいません。


エアモードは常時使用になっています。私は屋内でゆっくり撮影する時はエアモードは要らないので、モードスイッチで切り替えれるようにしています。


電源・バッテリー
HVタイプのバッテリーを使用するので、1セル当たりの最大電圧を4.4に変更しました。


PID設定
チューニングされているようです。スライダーが大きく変更されていますね。I値を抑え気味にしてあります。この設定のまま使用します。

D値最小がOFF。Vbat PID補正が有効になっています。バッテリー電圧が下がってきた時でも操作フィーリングが変わらないようになります。


レートはBetaflightのデフォルトです。これは各自の好みや慣れもあるので自分にあった値に変更します。私はRPY各軸とも最大速度が500度になるようにしています。


フィルター設定もチューニング済みです。このまま使用してみます。


受信機
Betaflightのデフォルトになっています。今回はレシーバーにFrSky R-XSRを使用しているので、送信機からRSSI値をレシーバーに送り返す用に設定し、それをRSSIチャンネルに設定します。


送信機(Jumper T16 PRO)のINPUTでソースをTRSS(テレメトリのRSSI値)を選択し、MIXESで8チャンネルに割り当てました。ちなみに9チャンネルにはGoPro Liteカメラの録画のON/OFF用に割り当てました。


8チャンネルにRSSI値を送るようにしたので、RSSIチャンネルにAUX4を指定した。
RCデッドバンドも設定してスティック中央付近の微妙なフラつきを無視するようにします。


モード
USER1はGoPro Liteカメラの録画のON/OFF用に使用します。それ以外はいつも使用する設定にしていきましょう。

私はこんな感じで使用しています。常時エアモードを無効にしたので、スイッチでエアモードが入るようにしました。USER1はオレンジ出ないところところにスイッチが移動すると録画のスイッチを押したことと同じになるようにしました。GoPro Liteカメラの電源投入時にスイッチがオレンジの範囲に無いと正しく起動できませんので注意。


OSDはお好みで設定します。


VTXテーブルはIRC Trampの設定がロードされています。日本で使用できない周波数もあるのでいつも通り日本用のテーブルを読み込ませます。

以下のファイルをダウンロードします。

ダウンロードしたjsonファイルをファイルからロードで読み込みます

読み込んだところ。


ブラックボックス用のフラッシュメモリは搭載されていませんので、負荷軽減のためにログを無効に設定します。


Betaflightデフォルト設定ファイル

ここまでのまとめ

ライバルであるBetafpv製の95X V3で不評だったところが改良されています。

カメラ取付プレート

3個のダンピングボールが柔らかすぎて不要な揺れが発生。

搭載重量に応じてダンピングボールの個数を調整できるようにした。


離着陸スキッド

ダクトが地面に近くプロペラが当たりやすい。

底部プレートとクッションパッドによりダクトと地面を離した。


FPVカメラ

モーターが固定されている同じプレートに固定されておりジェロが発生している。

防振されているカメラ取付プレートに固定されているので振動やジェロが無い。


プロペラ音

高周波音が大きくうるさい。

独特の形状のダクトにより比較的音が小さい。


ダクト

本体と一体型である。

本体とは別の個々の部品であるため破損時にはそのダクトだけ交換できる。



その他に、Betafpv製の95X V3ではアンテナ処理をスマートに見せるために本来の性能を犠牲にしているところを、GEPRC CineLog25ではオーソドックスながら最大限の性能を引き出す使用になっているなど、パフォーマンス上でも有利そうです。


さて、実際にフライトしてきました。

フライト編はこちら




GEPRC CineLog25はBanggoodで入手できます。
2021年末まで使用できる8% OFFクーポンは、BGDavisです。

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