今回ははんだ付けする時に大変便利なツールが登場です。その名もはんだ付けステーション。
はんだ付け時に対象の物やケーブルを固定してくれるので、それらを押さえておく必要が無いので楽に作業ができるようになります。
さっそくはんだ付けステーションとやらを見せてもらおうではないか。
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RJXHOBBY はんだ付けステーション RJX2976
届いた袋は思っていたより大きかった。横23㎝縦28cmです。今回はアームがホワイトの物ですが、ブルーの物もあります。
さっそく中身を出してみます。うへー、とぐろを巻いていますね。
各アームはどの方向へも自由に曲げれるようなジョイント連結になっていますので、徐々にとぐろをほどいていきます。
ほどき終わるととぐろの中から予備のアーム1本とUSB送風ファンが出てきました。
予備のアーム。根元はネジになっているのでベースプレートにねじ込みます。先端はワニ口クリップですが保護用のゴム（黒い部分）が付いていますので挟むものを傷つけないようになっています。
はんだ付けステーションのアームの1本には拡大鏡が付いています。40歳以上になって来ると老眼も進みますのでこれは助かります。私は今までは非常に細かい所をはんだ付けする時にはメガネを外して顔を近づけて作業をすることがあったのですが、実際にこの拡大鏡を通して作業してみるともうメガネを外すことも無くなりました。ありがたや～
そしてもう1本のアームにはLEDライトが付いています。電源ケーブルはUSBコネクターですので手持ちのアダプターやパソコンに接続して点灯できます。LEDライトのボディはアルミの削り出しになっていて頑丈そうです。なんか襲ってきそうな構え…
付属のUSB送風ファン。こちらも電源はUSBから取れます。はんだ付け時に立ち上る煙を自分の方へ来ないようにするためのものですね。あの煙の成分はフラックスなのですが、有機溶剤が含まれているフラックスですと何らかの有機成分が含まれている可能性もあり、出来るだけ吸わないようにした方がいいでしょう。ちなみにハンダに含まれている有毒な鉛が蒸発するようなことは無いです。
USB送風ファンはなにも固定具等はないので写真のようにクリップの一つに挟んで使用しました。結構風速もあり音はややうるさいです。
LEDライトを点灯してみました。かなり明るいｗ
実際に使用してみました
拡大鏡とLEDライトを使用してみました。かなり明るいので見やすいです。
ちなみに下の写真のように65フープのフレームを2本のアームで固定し、はんだ付けするケーブルはゆとりを持たせて固定しています。ケーブルをはんだ付けする時にピンセットで微調整しています。
いままでの作業では、フレームが動かないように押さえつつ、ケーブルをピンセットで保持しつつ、もう一方の手ではんだごてを操作するので大変でした。しかしはんだ付けステーションで全部固定してるので微妙なケーブルの取り回しもできて今までより綺麗にはんだ付出来そうです。（個人の感想ですｗ）
それにしても明るい・・・
こちらはXT30コネクターのはんだ付け。コンデンサーも含めてすべて固定しているので楽勝ですｗ
しかしここで問題発覚！LEDライトが明るすぎて、はんだ付けした横部分（直に照らされていないところ）がちゃんとはんだ付けできているか良く分かりません。
これはLEDライトをもう少し減光したほうが見やすそうです。
良く部品などが入っている下の写真のような袋を切って、セロテープで貼り付けたら丁度良い明るさでした。
はんだ付けステーションで作業中の大きさは、横幅30cmくらいと結構場所を取ります。また使用後にしまう時に購入時のようにとぐろを巻くのも大変なので、各アームをある程度中央に寄せて邪魔にならないようにしておく必要があると思います。私はたたまずにそのままの状態で棚の最上段にどんと置いていますｗ
はんだ付けステーションのベースプレートはアルミ製で底部には滑り止めのシリコンパッドが6個ついています。
まとめ
RJXHOBBY はんだ付けステーション RJX2976 があるのと無いとでは作業性が全然違います。とくに私のように老眼が進行してくると拡大鏡とLEDライトもうれしい装備です。
前回レビューしたポータブルはんだごてTS80Pと共に使用すればはんだ付けもかなり楽になりますね。
はんだ付けは苦手という方ほど揃えておきたいツールだと思います。あと年配者もｗ
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