FC設定の確認
使用しているファームウエアは Betaflight 4.1.0 でした。
デフォルトのCLI設定はメーカーサイトではリンク切れになっているので、下記からダウンロードできるようにしました。
ポート設定は、UART2 に VTX コントロール用に SmartAudio が割り当てられています。UART1 は使用していませんので、外部レシーバーを追加する時は UART1 の「シリアル受信」を ON する必要があります。
基本設定。Betaflight のデフォルトと違うのは、モーターアイドルスロット値が 8 になっている。ジャイロが時計回りに270度になっている。
受信機は、FRSKY_D (D8モード)になっています。エアモードは常時有効になっています。
電源・バッテリー。電流計は無しです。
モードタブ。いつも使ってる設定に変更します。基本設定でエアモードが常時有効になってるので、ここにエアモードの設定はありません。エアモードを選択制で使用したい時は基本設定でエアモードのチェックを外し、モードタブで適切なAUXに割り当てます。
PID設定はこんな感じで独自の設定がしてあります。
レートも設定がしてあります。最大速度397度/秒なのでゆったり飛行ができそうですね。好みの設定に変更してください。
フィルターも設定がされています。このまま飛ばしてみます。
VTX設定。VTXテーブルが設定してあります。初期状態では使用制限がかかっているので、これをアンロックしないとすべての周波数が使えません。たとえばロック状態だとEバンドは使用できません。
アンロックの方法は、VTXのボタンを押したまま、バッテリーを接続します。しばらくして、インジケータLEDが 3個ともついたままになるとアンロック状態です。
なお、「ディスアーム時 最小送信出力」を ON にすると、アームするまでは最小出力の25mwのままになるので、VTXの加熱や電力消費を低減できます。「初回アーム時まで」を選択すると、一度アームすると設定した出力(200mwなど)になったままになります。どこかでクラッシュし、ディスアームしても 25mw にならないので、VTX画像を参考に機体を探すのに役立ちます。
ESC設定の確認
ESCのファームウエアは、BLHli_S の16.7 で双方向DSHOTには対応していません。
まとめ
随所に機体にあった設定がされているようで期待が持てます。
ただし、VTXのアンロックや、FCのリソース等の書き換えなどは忘れたりしないようにしたいです。
次回 Part2 はフライト編です。
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レビュー Part2 フライト編はこちら