お待たせいたしました。いよいよフライト編です。
フライト準備
前回のFC設定編以降、フライトに当たって用意したのがこちら。
バッテリーストラップとバッテリーマット
製品には一応バッテリーストラップが付属しているのですが、もう少ししっかりと固定できる物に交換しました。
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5Pcs iFlight 10x130mm Battery Strap Metal Buckle
また、バッテリーの下に貼り付けるスポンジマットをハサミで切って貼り付けました。
こちらはホームセンターコーナンで購入しました。
GoPro Lite 用のマウントの作成・搭載
GoPro Lite 、いわゆる剥きプロと呼ばれている GoProカメラの中身だけ取り出して軽量化した物。Betafpv 製のケースに組み込んだ GoPro Lite Camera を搭載できるようにマウントとホルダーを3Dプリンターで作成しました。
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カメラホルダーは、GoPro Lite Camera 用と、それのV2バージョン用、Insta360 GO 用。またカメラのチルト角が固定式なので、角度が違うバージョンも作成しました。
そして最大のウリなのが、各ホルダーはスライド式で簡単に脱着が出来るという事です。なので、GoPro から Insta360 GO への変更も簡単です。
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ホルダーをスライドインさせる、取り付けマウントを各機種ごとに作成すると、カメラホルダーは汎用的に使用できます。上の写真では後部から全部へ水平にスライドさせるようになっています。
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奥までスライドさせるとロックがかかり外れなくなります。逆に外す時は後部を少し持ち上げるとロックが外れるようになっています。素材が柔らか目のTPU樹脂でできていますので簡単です。
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全てを装着して、GNB 4S 520mAh HV バッテリーを搭載すると、214.8g
あかん、、国土交通省令が定める模型航空機としての基準である 200g未満をかるく上回ってしましました。これでは航空法が定める無人航空機になっちゃいます・・・
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GoPro Lite Camera を外すと、181.7g
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GoPro Lite Camera はホルダーごとスライドして簡単に外せれるので、「工具等を使用せずに容易に脱着が出来る。」という200g未満の定義から除外することができるようです。
セーフ!?
3Dプリンター用のSTLファイルはこちらでダウンロードできます。
再配布・改変自由
フライト編 アナログDVR
こちらは ゴーグル(Eachine EV200D)で録画した物です。
カメラがPAL設定だったので上下が広いです。
GoPro Lite Camera を搭載して、GNB 4S 520mAh HV (55g)を使用しました。飛行時間は約3分半。
フライト編 GoPro + ReelStaedy GO
こちらは搭載した GoPro Lite Camera で撮影した物を、GoPro専用のスタビライザーソフト ReelStaedy GO で処理した物です。画面いっぱいに最大化してご覧下さい。
こちらもあります。
まとめ
2.5インチのシネフープ機としては本当に格安で、しかも見た目は細いカーボンフレームだが、実はダクトがすごくガッチリしてて、とても扱いやすい機体でした。
シネフープ機として撮影用のカメラを搭載することを前提にした機体ですが、GoPro Lite Camera や Insta360 GO くらいなら3Sバッテリーでも十分です。ゆっくりとシネマチックに撮影するならむしろ3Sバッテリーの方が扱いやすいです。
最近はマイクロ機(85サイズ以下)ばかり飛ばしていたので、横幅170mmあるこの機体で隙間をくぐろうとしたら何度もコツンと当たってました。はやく機体感覚を覚えなければ。
シネフープ機ですので、レースはもちろんフリースタイルにも向きません。がシネマチックな動画を目指してるなら買ってそうは無い機体です。特にお値打ちなので予備機があってもいいかも。
Banggood で購入できます。