レビュー:Flywoo CineRace20 アナログ Pro 【2021年BEST剥きプロ機】

レビュー
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初めに結論をいいますと、Flywoo CineRace20剥きプロを搭載してシネマティックな撮影をするには最高な機体です。 2インチ機と小型でフルダクトな機体は人物に寄っての撮影にも適しています。

シネフープ機としての条件にも合っており、シネフープならではの推力増加はフライト時間を伸ばし、撮影チャンスを増やすことでしょう。

今回はCineRace20 アナログ Proを動画でレビューします。

なおレビュー機はBanggoodさんよりサンプルとしてご提供いただきました。

CineRace20 アナログ Proの特徴

CineRace20は名前にRaceとありますがレース機ではありません。シネマティックな(映画を撮影するような)映像を撮影するのに適した機体です。

3つのバージョン

Flywoo CineRace20は3つのバージョンが発売されています。

なお、レビュー後にダクト周りにLEDストリップを搭載したV1.2にアップグレードしています。

  • Cinerace20 アナログ
  • Cinerace20 アナログ Pro
  • Cinerace20 Polar Nano (デジタルVTX搭載機で日本では使用できません。)

いずれも2インチ機で横幅135mmと小型で、4S機となっています。

アナログのProバージョンは、

  • FCがF411のAIOからF405のAIOになる。
  • FPVカメラがCaddx AntからCaddx Baby Ratil V2になる。
  • VTXが450mwから850mwになる。
  • Bluetoothモジュール搭載でスマホアプリから設定できる。
  • マイクロホンを搭載している。

とノーマルバージョンより強化されています。

ただしBluetoothモジュールには技適が無いのでBetaflightの設定でOFFにします。

Flywoo CineRace20の入手先

Banggoodで購入できます。JapanDirectなので到着も早いです。

CineRace20はダクト周りにLEDを搭載したV1.2になりましたのでリンク先を変更しました。

CineRace20 V1.2
CineRace20 Pro V1.2

本当のシネフープとは?

シネフープという呼び方は名前から推測できる通り、シネマティックな撮影をするフープ機ですね。

ではフープ機とは?

フープ機はダクトの中にプロペラがある機体です。このダクト、プロペラガードとしても機能するので大変便利ですね。またダクトの効果でプロペラ気流が安定して効率が良いと言われています

しかし、最近はダクトの様でも側面に穴が開いていたりして、もはやプロペラガードとしてしか機能しないものが多くなっています

もはやダクトではない例

そしてどうせダクトとして機能しないんだからとガード機能のみと割り切ったデザインの機体もあります。これらの機体はガード自体が飛行に影響しないようになっています

一方、シネフープとして撮影に使われているのが深いダクトをもった3インチ機です。

しかし、これらのシネフープのダクトはただのストレートな筒です。したがってダクトの効果がほとんどありません

ダクトの効果とは効率的に気流を流すことです。プロペラ先端で発生する翼端渦を減少させて抵抗を減らし、プロペラの前後の気圧差を大きくして、入る気流と出ていく気流をきれいに流すのがダクトの仕事になります。

この効果はプロペラの先端とダクト内壁との隙間が小さいほど良くなります。ダクトの形状は空気が入る側(上側)は出来るだけ周りの空気を吸いやすいように広がり、出ていく方(下側)はプロペラにより圧力が高まった気流のスピードを上げるようロケットエンジンのノズルのように広がります。ただしロケットエンジンほどの圧力は無いので広がりもわずかですが。

つまりダクトの中央付近は内径が小さくなります。

上の図はCineRace20のダクトの内径を実際に計測して描いた断面図です。ただの筒ではなく、微妙なカーブを描いていることが分かります。

これらのダクトの効果を有効に使用している機体が本物のシネフープと言えるでしょう。

Flywoo CineRace20 は本物のシネフープです。

海外の動画レビューアであるジョシュア・バードウェル氏も最近のシネフープ機もどきを批判していました。

以下参考になる動画へのリンクです。

シネフープのダクトの効果を解説したクリスの動画はこちら(Youtube)

実際にダクトによる効果を計測した動画はmuteFPVで公開されています。 (Youtube)

同じモーターとプロペラでもiFlight Megabeeと、ダクトが最適化されているDiatone Taycanではフルスロットル時、

 iFlight Megabee 電流値 22.8A 推力 573.8g
 Diatone Taycan 電流値 22.7A 推力 675.2g

これだけの違いが出てくるのは驚きです。モーター1個の推力ですから実際は4倍になります。

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Flywoo CineRace20 レビュー

今回はレビュー動画にしてみました。

レビューとフライト動画

動画の説明欄に各チャプターへのリンクがあります。が初めから最後まで見てもらえると暇つぶしになりますw

剥きプロ8を搭載して、GNB 4SHV 530mAhのバッテリーでフライトタイムは6分30秒前後でした。HVバッテリーですが充電は4.2Vまで。気温13度くらいですがバッテリーは温めずに使用しています。

GoPro設定は4K 4:3 30fps で撮影し、ReelSteadyGOでスタビライズ処理してあります。

フライト後の感想

飛行音は耳につく高音が少ないようです。他の機種の高音はダクトの隙間を気流が抜けて笛のように鳴っているのでしょうか?その音が無いだけでも近くに寄ってきても威圧感がありません。3枚羽根になるとまた違った音になるのでしょうね。

フルダクト機は横から見たときの面積が大きいので風の影響を受けやすいのですが、このCineRace20も同じように風に翻弄されます。風速5mとかでの撮影は無理です。

またフリースタイルとかも無理です。いわゆるウォッシュアウトのような挙動が現れます。これはESCの設定やダイナミックアイドル等で少しは改善すると思いますが・・・。

2インチ機ですが剥きプロを搭載しても重さは感じません。(フライト自体がスピードを重視したものではないのもありますが。)4S機ですが低KVモーターのせいか雑なスロットルワークでもそれほど暴れることがないのも飛ばしやすいと感じた理由かもしれません。

すごく扱いやすいくフライト時間も長いのでシネマティックな撮影にぴったりです。小型で音も嫌味がなく人物のそばで撮影しても威圧感がないでしょう。

メンテナンス性も良好です。上下各2本のボルトを外すだけで左右のダクトが分離し、FCへのアクセスが簡単になります。ダクトはFlywooサイトで各種のカラーが購入できます。

CineRace20は2021年のBESTシネフープ機

主に屋内で剥きプロでの撮影なら間違いなくCineRace20が最適です。

風の影響を受けるので屋外では2.5インチ機のGEPRC CineLog25がいいでしょう。

この2機種がフルGoProではなく剥きプロ搭載機として私がオススメする2021年のベスト機です。

関連リンク

CineRace20 V1.2
CineRace20 Pro V1.2

Flywoo公式ではV1.2となってダクトの周りにLEDテープが付けれるようになっています。

Flywoo 製品サイト
マニュアル、Betaflight 設定ファイル、3Dプリンター用STLファイル

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