おまたせしました。久しぶりの機体レビューです!
昨年後半、Betafpv より発売された ホイールベース65mmの TinyWhoop である Meteor65 が人気となりましたが、今年に入り 2S仕様となりさらにパワフルな Beta65X が販売されました。そしてついに、FHDでオンボード録画できる Beta65X HD が登場しました。一部のマニアの間では、65mm Whoopを HD仕様にしたり、はては4K仕様にしたりして楽しんでいましたが、ついに初めからHD仕様の製品が発売されたことになります。私も早速購入したので、その実力をチェックしていきたいと思います。
スペック
まず簡単にスペックを見ると、
- 名前:Beta65X HD
- 重量:30g
- FC:F4 AIO 2S FC
- フレーム:Meteor65用フレーム
- モーター:0802 14000KV
- プロペラ:Gemfan 31mm 3枚羽根 1.0mm シャフト用
- カメラ:Betafpv Nano HD Camera
- VTX:New 25mW VTX
- レシーバー:SPI内蔵レシーバー Frsky、Futaba、無し
- 付属バッテリー:BT2.0コネクター 300mah 2個
となっています。重量はバッテリー無しで30gです。
FCは内蔵レシーバーで選択性でPNP(レシーバー無し)も選べます。この場合は自分でレシーバーを換装する必要がありますね。ESCは定格5Aで1S-2S対応です。
この製品の目玉のカメラは、Betafpv Nano HD Camera となってますが、Caddx の Baby Turtle をさらに軽量にしたもののようです。カメラとFHD録画ボード合わせて6.8gと軽量になっています。
録画解像度は、1080p 60fps とフルハイビジョン対応です。水平方向の画角は170度と超広角です。
またFCと接続し設定することで、OSDメニューを見ながら送信機から録画設定等の変更が出来ます。
それでは実際に製品を見ていきましょう
各画像はクリック(タップ)で拡大表示されます。
このようなジッパーケースに入ってます。
開けてみると、こんな感じ。
出してみると、左から、予備のプロペラと予備のカメラホルダー。プラスドライバー、BT2.0変換ケーブル、バッテリー2個、機体、予備のキャノピーとなっています。
ぐるっと機体を見てみます。
キャノピーの右側に録画のON/OFFを行う押しボタンにアクセスするための切り欠きがあります。
キャノピーの左側にはマイクロSDカードを挿入するための切り欠きがあります。
裏面はこんな感じ。1Sバッテリーを2個直列に接続して使用するので、コネクターも2個ついています。
機体の重量は30.1g
付属のバッテリーは、HV仕様の300mAh でケーブルなしのタイプです。8.1g
実際の飛行時の重量が46.5gになりました。65mm Whoopで46gは結構重いですけど、2S仕様なのでパワーで何とかなりそうです。
ネジ2本を外してキャノピーを開けてみると、一番上にVTXが両面テープで固定してあります。
VTXの下にDVRボードがあります。中央下にはマイクが見えます。
DVRボードを外したところ。
次のページでは、FCの設定等を確認していきます。