Eachine から登場した UZ65 は、他の機種より一回り大きなプロペラを採用しています。通常ホイールベース65mmの Whoop機は、1.2インチ 31mm径のプロペラを使用しています。Eachine UZ65 は 1.38インチ 35mm径です。この少し大きなプロペラと、21gの軽量な機体と19000KVのモーターでどんな飛びを見せてくれるのでしょうか?
スペック
- 名前:Eachine UZ65
- 重量:21g
- ホイールベース:65mm
- モーター:SE0802 19000KV 1mmシャフト 取付穴3個
- プロペラ:HQPROP 35mm 3枚羽 1mm穴
- カメラ:RunCam Nano 3
- FC:F4
- ESC:オンボード4in1 1S 5A BLHli_S ターゲット名 S-H-50
- レシーバー:内臓SPIレシーバー (Flysky、FrSky)
- VTX:40ch 25、100mw SmartAudio
- バッテリー:1S 300mAh HV仕様 4個付属
レシーバーは購入時に外付けの DSMレシーバー、TBS Crossfire Nano も選択できます。
機体レビュー
それではいつものように順番に機体を見てみます。各画像はクリックで拡大表示されます。
Eachine の機体に付き物のバッグですが、今回も輸送時の外力によると思われる変形があります。
中を見てみると、バッテリーが飛散していますがダメージは無いようです。
中身を出してみます。左上が英語の説明書。その下が予備のプロペラ2ぺらとスクリュードライバー、プロペラ外し用の工具。中央がUSB充電器。そして右上に1S 300mAh のバッテリー4個。コネクターは PH2.0 です。そして機体です。
機体の重量は21.9g。
バッテリーは7.8g。HV仕様です。ちなみにこのバッテリー予備部品としてすでに販売されていますが、$5.99 です。4個付属しているのでそれだけで約$24ってお買い得w
総重量は30gを切っています。
正面から見てみます。RunCam Nano 3 カメラのレンズが従来の物より小さくなっています。
左側面から。VTXのアンテナコネクターがキャノピーの外に出ているので何か当たると外れそうです。
後ろ側から
右側面から。見えているコネクターはカメラの物です。
裏面です。モーターのケーブルはコネクター接続ではなく、FCに直接ハンダ付けしてあります。
キャノピーを外すと一番上がVTXでクッション性の両面テープでFCに貼り付けてあります。
VTXを外してみるとFCはこんな感じ。緑のケーブルはVTXのコントロールで使用する SmartAudio 用です。
FCのレイアウトです。
FPVカメラは RunCam Nano 3 です。このカメラは発売当初よりレンズ周りがずいぶん変わっています。
下記の写真は HappyModel Mobula6 に搭載されていた RunCam Nano 3 です。UZ65 に搭載されているものよりレンズが大きいですね。
カメラ自体は固定用のパーツとホットボンドでキャノピーに固定されてありました。
モーターはサイズが 0802 で 19000KV となっています。通常より径の大きいプロペラを回すので少しでもトルクが欲しいでしょうから、20000KV未満なのでしょうね。
UZ65 のプロペラは直径35mmですが、65Whoopに一般的な 31mm と比べてみるとこんな感じ。右側がUZ65の35mmプロペラです。
では次のページではFC設定等を見ていきましょう。