私がドローン本体以外で使用している周辺機器を晒してみます。このブログの記事は基本的にこの周辺機器を前提に書かれていることが多いですがほとんど応用が利くものばかりです。
送信機
FrSky Taranis Q X7
初期モデルです。発売直後に購入しました。
Taranis X9D+ の下位機種の位置付けになります。しかし、X9D+には無いロータリー式のセレクターがあり、設定がしやすくなっています。
内部のソフトウェアはオープンソースの、OpenTX が使用されており、各種カスタマイズが出来ます。また、それらの情報もたくさんあることも良い点です。
マイクロSDカードに各種データーやテレメトリーログを保存することができます。
また、USBケーブルでパソコンと接続するとジョイスティックとして 認識されるので追加の機器無しでドローンシミュレーターが出来ます。
以下、banggood.com の製品ページへリンクしています。
Taranis Q X7 本体
ホールセンサージンバル
ジンバル部分を別売りの高性能なものに交換しました。磁界の変化を検出するセンサーと、多数のベアリングでスムーズに動かすことができ、操作精度も良くなっています。
シリコンカバーケース
汚れと傷防止に全体をカバーします。またしっとりとした質感の表面は滑り止めにもなります。汚れたら水で洗うことが出来るのもいいですね。
7.4V 2200mAh リポバッテリー
Q X7 のバッテリー室は単3電池4本を使用するホルダーが装着されています。さすがに単3電池では経済的にも精神的にも良くないので、電池ホルダーを取り出し、そこに他のバッテリーを入れて使用します。現在は Q X7 用の専用バッテリーが発売されていますが、発売当時は何もなかったので、ちょうどバッテリー室の内寸に合うこのバッテリーを2個買ってずっと使用しています。
ゴーグル・モニター
ゴーグル その1 Eachine EV200D
Eachine EV200D
両眼式のゴーグルで見かけ視界が広く、ダブルダイバーシティー受信ができるのが特徴。受信した映像と音声を録画するDVR機能も内蔵。
見かけ視界(FOV)は42度と他の両眼式のゴーグルより広いので画面が大きく見えます。
二つのアンテナで信号を受信して、信号強度が大きい方を使用するダイバーシティー機能付きの受信機が左右二つ付いています。それにより合計4つのアンテナからの信号の中から一番良い信号で見ることができます。そのために4つのアンテナをどうするかがキモになってきます。私は、水平方向全周に指向性があるリーフアンテナ(キノコアンテナとよく言われます。)が一つ。後の3つは指向性があるパッチアンテナを別々の方向へ向けて装着しています。つまり感度が良い範囲を出来るだけたくさん作る感じです。
Eachine EV200D はHIDMポートがありますのでパソコンと接続して映画をみたり、シミュレーターでFPVを練習したりすることができます。
すごく電力消費が大きいので付属のバッテリーでは心もとないです。私は以前 Banggood で900円で買った 8.4V 6800mAhのリチウムイオンバッテリーを、延長電源コードを作って使用しています。
ゴーグル その2 Eachine VR D2
現在は販売終了。後継機のPRO版が販売されています。(下記リンク)
Eachine VR D2
ボックス型のゴーグルです。これも初期モデルで、現在はPRO版が販売されています。
5インチの液晶を覗く形で、両眼式のゴーグルより圧倒的に見かけ視界が大きいのが魅力です。デメリットは顔の前に大きくボックスがあるのがカッコ悪いくらいだと思いますw
ダイバーシティー受信機、DVR機能搭載しています。
価格も安いのでFPVの世界に飛び込んだばかりの人におすすめです。なお、メガネをかけたままでは使用できませんが、ピント合わせが出来ますので極度の近視の管理人も問題なく使用できました。
モニター Eachine LCD5802D
Eachine LCD5802D
7インチ液晶のFPVモニターで、ダイバーシティー受信機とDVR機能を搭載しています。またバッテリーも内蔵されています。
ドローンを飛ばしている時に、興味を持って接してくれる方にこれで見せてあげると喜ばれますw
スマートフォン用 Eachine ROTG02
Eachine ROTG02
モニターではありませんが、スマートフォンの画面をFPVモニターとして使用するための受信機になります。ダイバーシティーに対応しており、専用アプリをダウンロードしてコントロールします。DVR機能はスマートフォン内に録画されます。また、全画面表示や両眼視用に左右2画面分を出力したりできます。
充電器
HITEC multi charger X2 AC PLUS
AC入力がありますので、そのまま家庭のコンセントで使用できます。2系統同時使用。
リポバッテリーをはじめ各種のバッテリーの充放電が出来ます。HVリポに対応していますので最近のTinyWhoopで使用するバッテリーも充電できます。
バッテリーの内部抵抗値を測定できますので、定期的に測定してバッテリーの管理にも使用できます。
ちなみに飛行現場ではこんな風に使うこともあります。
折り畳みのソーラーパネル(出力80W)
ディープサイクルシールドバッテリー
ソーラーパネル用充放電コントローラー
この3つを使って晴れていればほぼ一日充電できます。ソーラーパネル無しでもディープサイクルバッテリーの容量が24AHありますので、これだけでもかなり充電できます。