レビュー：送信機 Jumper T15 カラータッチディスプレイ搭載 もちろん技適付き！

Jumperの送信機がまたキターーー！Jumper T15誕生！！ あのT14の進化版です。もちろん技適付きのExplressLRS機です！

昨年 Jumper T20を発売後、改良型のT20 V2、そして今年初めにはさらに完成された中型送信機T14が発売されました。その大きさやフィット感からこれが最高の送信機だ！と当サイトでもレビューをしましたが、Jumperさんはさらに上位機種であるT15を出してきました！！また送信機を買わなくちゃいけないのか？もうおなかいっぱいよ！

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姉妹機のJumper T14のレビュー記事はこちらです。

Jumper T15の特徴

Jumper T15 の特徴をT14と比較したうえで列挙してみました。

• Jumper T15 は T14 のカラーディスプレイバージョンです。カラーディスプレイは3.5インチの大きさでIPS液晶なので見る角度が変わっても見やすいです。本体の大きさや形はT14と全く同じです。外観で違いが分かるのは前面パネルだけです。
• T15のカラーディスプレイはタッチ操作対応なので各種設定は指先のタッチで操作できます。機体名などのアルファベットも画面上に表示されるキーボードから簡単に入力できます。
• システムボタンとテレメトリボタンが追加されました。T14ではメニューボタンの長押しでシステムメニューを表示しましたが専用のボタンが搭載されました。
• 6モードボタン搭載。T20にあった6モードボタンがT14ではなくなっていましたが、T15で復活しました。しかもT-PROやT20と同じように各ボタンを個別のスイッチに設定したり、自由にグループ分けして排他制御できるタイプです。通常T16やTX16などのカラーディスプレイタイプはコレができません。T15はモードボタンを個別に使用できる世界初のカラーディスプレイ機です！！（大袈裟～）
• ディスプレイの解像度が480×320と高い。カラーディスプレイを搭載するRadioMaster TX16S等のディスプレイの解像度は横480px 高さ272pxです。ところがT15は横は同じでも高さが320pxと大きくなっています。このため設定時にもより多くの情報が表示されます。
• 内臓のフラッシュドライブの容量が2GBと4倍になりました。（T14は500MB）
• 本体のカラーバリエーションが豊富。T15は発売時から7色のボディカラーが用意されています。

Jumper T15 の外観

外箱の表面には技適マークが印刷されています。

外箱の横に貼ってあるシールには技適番号も印刷されていますが、この番号はT20の物なので間違いです。これはT14の時もありましたねｗ

Jumperの送信機の技適番号は以下の通りです。必要ならダウンロードして印刷して貼り付けて使用できます。

T14と同じケースの入っています。

ケースを開けたところ。

一部の情報ではジンバル保護のプロテクターが付属しているようですが、私の物には無かったです・・・

このジンバル保護プロテクターは単体で購入できます。

付属品もT14と同じです。ネックストラップ、USB Ttpe-Cケーブル、引きの弱い交換用のバネ、ディスプレイ保護シートです。マニュアルとかはありませんでした。

今回は7色のカラーの中からPlatinum Whiteを選択しました。ただの白色ですｗ

電源ON。

T14と並べてみました。ディスプレイの大きさが一目瞭然ですね。あとボタンも増えてるのも。

裏面はT14と全く同じです。

T15で追加された各種ボタンです。T14とはこの写真の部分のみ違うことになります。（まだ購入時のディスプレイ保護シートが貼ってあります。）

Edge-TXとExplressLRSの更新

Edge-TXの更新

Jumper T15で使用されているEdge-TXのバージョンはFactory firmwareとなっており日付も2024年5月23日です。正式リリースのバージョンのものではなくオリジナルビルドの物のようです。

現在は最新のEdge-TX（Ver.2.10.2以降）でJumper T15は正式サポートされているので最新のバージョンにアップグレードしておきましょう。

まずはEdge-TXのサイトからSDカードの内容をダウンロードします。

Jumper T15のディスプレイはTX16Sなどより大きいので、ダウンロードするのは c480x320.zip というファイルです。カラーの横480px縦320pxという意味のファイル名になっています。これさえ気を付ければあとは通常の方法で更新できます。ダウンロード後解凍して、接続したT15のフラッシュドライブに上書きします。

続いてファームウェアを更新しますが今回は手動で行います。EdgeTX Buddy というツールでオンライン上で自動で行うこともできます。
Edge-TXのサイトの「EdgeTX Firmware direct download」をクリックしてファームウエアをダウンロードして解凍するとその中にT15から始まるファイルがありますので、T15のフラッシュドライブにコピーします。その後ブートローダーの更新し、ブートローダーモードにしてファームウェアを更新します。（詳細は省きます。）

最新のVer2.10.3になりました。

ExplressLRSの更新

Jumper T15の購入時はExplressLRSのバージョンが3.3.2となっていました。

現時点の最新版に更新しました。

T15を買う理由はあるのか？

すでにT14を購入済みの方も気になるカラーディスプレイ搭載のT15ですが、またお金を出してT15を購入する必要はあるのでしょうか？

T15の最大の売りはタッチ対応のIPSカラーディスプレイ搭載です。カラーでテレメトリなど各種情報表示でき魅力的ですね。でもFPVパイロットはフライト中はゴーグルを装着しているのでディスプレイは見れません。なのでフライト中は目視内飛行を行う飛行機には有用ですよね。モードボタンの搭載も飛行機にはうれしいですよね。

T15のタッチ対応のカラーディスプレイは、各種設定をするときはこのタッチ操作が非常に便利です。一度慣れてしまうと元に戻れません。これだけでもT15を買う理由になると思いますｗ

T14と同じボディなので非常に持ちやすく使い勝っても良いのは分かっていますので、あとは好みの問題かもしれませんね。好きなカラーが選べられるのも良いし。

もちろん私は購入済みですｗ

あなたも購入しますか？

あとEdge-TXではテーマ機能で画面をカスタマイズできるのでそれを楽しむのもありますよね。ちなみに私の画面はこんな感じｗ

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