JESC を使わずに BLHeli_S で RPMフィルターを使用する

レーシングドローン
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ESCのファームウェアがBLHeli_Sの場合は、JESCのライセンスを購入して使用しなければなりませんでした。しかし、現在台湾在住の有志が完全なオープンソースでDSHOTテレメトリーを実装しようと開発を進めています。すでに使用できる状態にまで進んでいましたのでさっそく試してみました。

なお、まだ開発途中ですので不具合があるかもしれませんし、お使いのESCが対応していないかもしれません。不安な方は実行しないほうがいいでしょう。

ESCのファームウェアを更新

※ 注意

バッテリーを接続するので必ずプロペラを外して作業してください。
プロペラの先端速度は時速数百Kmに達することを忘れないで!

現在のファームウェアのバージョンを確認する

機体のFCとパソコンをUSBケーブルで接続し、BLHeli Configurator を起動します。機体にバッテリーを接続して BLHeli Configurator の Connect をクリックして接続します。Read Setup をクリックしてESCの状態を読み込みます。

上の図では、C-H-40 というファームウェアが使用されていて、そのバージョンは 16.7 と分かります。

この C-H-40 をメモしておきます。

ファームウェアファイルをダウンロードする

開発者のgithub を開きます。下記をクリック

開いたページの BLHeli_S SiLabs をクリックします。

ここでは最新の、Hex files 16.74 をクリックします。

先ほどBLHeli Configurator で確認しメモしたファームウェア名を探します。

先ほどの例では、C-H-40 でしたので、C_H_40_REV16_74.HEX をクリックします。

右上の Raw を右クリックします。

サブメニューで 名前を付けてリンク先を保存 します。

この時拡張子は HEX のままにしておきます(.txtなどが付かないように)

ファームウェアを更新する

再び機体のFCとパソコンを接続して BLHeli Configurator を起動し、バッテリーを接続してから Connect します。Read Setup で読み込みます。

FLASH FIRMWARE をクリックします。

Select File Manually をクリックします。

先ほどダウンロードしておいたファームウェアファイルを選択します。

上図では、ESC1 が16.74 に更新されました。同じようにECS2~4まで更新します。完了したら Disconnect で切断します。BLHeli Configurator は閉じてかまいません。

これでファームウェアの更新は完了です。次はRPMフィルターを有効にします。

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RPMフィルターを設定する

BLHeli_32 や JESC でRPMフィルターを使用する時と同じ用に設定します。

下記の記事で解説しています。

Betaflight Configurator のモータータブで確認してみました。RPM(回転数)が取れていることが分かります。エラーパケットもありません。

JESCとどちらを使用するのか?

有償のライセンスが必要な JESC は 48KHzバージョンがあります。48KHzバージョンを使用すると、特にTinyWhoopなど小型機で30%前後もバッテリー消費量が改善されると報告されています。つまりより長時間飛ばせます。

一方新しく開発中の派生 BLHeli_S はまだ開発中であり、昨日も16.75がリリースされたけど一部問題があってすぐに取り消されたように、どこで不具合が出るのか分かりません。48KHz版の開発もまだこれからになります。

したがってしばらくの間は、堅実にかつ48KHzバージョンを使用するならJESC、とにかく手持ちの機種でどんどん試したいなら開発中の派生 BLHeli_S を使用してみるのがいいのでしょうか。

とにかく、両開発者の努力に敬意を表するとともに感謝します。

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